新型コロナウイルス感染症で亡くなったロバート・オッセン監督を悼みます。 

2021/01/20 15:13:54
タイプ
小畑リアンヌの本です。
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12月18日から1月7日までパリ15区で過ごした。本来は12月16日にトゥールーズからパリ行き格安飛行機を予約していたが、出発時間が午後9時少し前だったので、外出制限に引っかかる。予約済みと言い訳も出来るが追加料を支払い18日に変更してもらう。そしてパリで何とか娘家族と平穏なクリスマスを迎える事が出来た。大晦日も午後8時までの外出制限のため、小さなアパートに7時半には帰宅する。初めて2021年のカウントダウンを一人で迎えた。それでも近辺イギリスやドイツに比べれば政策の先手を打っていたフランスは人々に静かな日々を送らさせてくれたような気がする。

エッフェル塔は毎時間金色に輝く。シャンゼリゼの並木は赤色のイルミネーション、ブルーライトに染められたコンコルド広場にあるオベリスク、午後8時前の凱旋門の周りは見学者の車で身動きがとれない。広場に向うテールランプだけの不思議な後戻りのできない世界に自分自身が酔わされているような感覚だった。

アメリカで起こった議会への暴動。これからも予想の出来ないことが世界で起きる兆候ではないだろうか。1月1日にテレビでロバート・オッセン監督、リノ・ヴァンチュラ主演の「レ・ミゼラブル」が再放送された記憶が蘇る。オッセン監督自身が12月31日に新型コロナウイルス感染症で、93歳の誕生日を迎えた次の日に、亡くなったのだ。

「レ・ミゼラブル」、ヴィクトル・ユーゴの描いた舞台は、1833年までの18年間の王政時代。物語は、そう私たちが小学生の頃良く聞かされたジャン・ヴァルジャンが一片のパンを盗んだ事で20年近く服役をさせられたこと、その後教会で銀食器を盗むが司教が銀の燭台も差し出す。私たちが一部の秩序として説諭されたが、深の背景は混沌なフランスの革命、コレラ感染、暴動などの歴史を交えた人間の物語だった。作品は原作に忠実で俳優でもあったオッセン監督が描いただけに本当に素晴らしかった。今回アメリカで起こった洗脳された人々が起こしたいわれなき暴動と比べる必要もないが、残念でならない。

7日午後6時、カステック首相とヴェラン保健大臣は感染状況が10万人の住人で一日200人以上の感染者、悪化している10県を追加で外出禁止令で午後6時までとする経緯などを具体的に説明する。今後も状況を把握しながらフランスは1月20日までの禁止令なども変更していくに違いない。ワクチン接種も日を追って状況が変わってきている。この現状を国民がどのように受け止めていくかによって歴史は動くかもしれない。そんな気持ちで名作を心から見ていた。

2021年1月8日 小畑リアンヌ “続・フランスの曲がり角から” 第十話

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「なにやってんだろう私」読ませていただきました。前途多難な人生を自ら選び、数々の体験を塗りつぶした日々、素晴らしい刺激をいただきました。ーパリ在住 2020年10月6日

「パリ 硝子の街」「時計の森」、昔のパリの日本人社会の様子がオーバーラップして、とても面白かったです。ーフランス在住

「なにやってんだろう私」は日本で生活する私も「ウィ!」と叫びたくなりました。目次もすてきです。「旦那とはウィで始まり、ノンで終わる」「悔い残す人の道なら春を待て」タイトルも内容も心に響きました。全部に心のスッスッと入ってくる文章で素晴らしいですね。ー日本在住シナリオライター

紹介してくださった小畑リアンヌさんの本を読みました。
私も、自身何やってるんだろう?と思い、できることから始めることにしました。生活に余裕もない中でも何かできるはず!ここまで厳しいフランスなのかと驚きですが、どんなに奮闘して挑戦してこられたか…現在があるのだと。恐れ入ります。これからも頑張ってください。 ー日本在住主婦

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***最新の小説が「時計の森へ」他人の飛行機券で帰国する話から始まります。1980年代のパリの情景が出てきます。

***フランスにお住いの読者のイチオシとともに「なにやってんだろう私ーこのままフランスで死にたくない」の本が6月18日、 上野千鶴子さんのウィメンズアクションネットワーク Women's Action Networkに紹介されました。(WAN)は女性をつなぐ総合情報サイトです。フランス在住の女性も頑張りましょう。https://wan.or.jp/article/show/8419
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フランスへ滞在を考えていたものですが、改めて外国で住むというのは大変だと実感しました。ですが何故か勇気を頂いたようにも思えます。ハード表紙に版画も印刷されていて素敵な本ですね。ー日本在住
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***YOUTUBEに、スマートフォンで撮影のパリの風景と硝子の街の音楽をmixした動画が掲載されています。 [硝子の街 GARASU NO MACHI]で検索することもできます。
送って頂いた1979年の古いカセットテープとダビングですので、音は今ひとつですが、フランスに住む方にとっては興味のあるものになっています。ご覧ください。
また、『硝子の街』に追記文(日仏語にて)を挿入しています。

***フランス語で翻訳されている文を読んだフランス人からノスタルジーを感じる素晴らしい作品だと評されています。

***「仏相な世の中、日本の中」を読んで下さり感想などを今も頂いたりします。本当にありがとうございます。ですが、旧システムのためHP上に掲載した文章の訂正が出来ず、削除も出来ません。そのままになっていますことをお許しください。
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*** 本はアマゾンなどのネット販売、日本の書店、パリジュンク堂で購入可能です。

日本から在庫が入荷しましたので、CE内の方には15ユーロでお送りします。

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記事No. 40

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