『 Mais qu’est-ce que je fais là ? 』が発売されました。

2021/02/26 10:45:03
タイプ
小畑リアンヌの本です。
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obatarianne@free.fr
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Rianne OBATA著『 Mais qu’est-ce que je fais là ? « Je voudrais pas crever » en France avant de vous dire.....』(なにやってんだろう私-このままフランスで死にたくない)がフランス語で出版されました。

物語は、丁度私が62歳になるひと月ほど前から自分なりに精一杯生きてきた証に筆を取ったものです。愛別離苦の人生の、後悔ばかりの日々を追うごとに過去に遡ります。そして26歳まで記憶がよみがえった時、浦島太郎のように大阪の地下鉄で62歳の現実の社会に引き戻されます。そこからまた新しい人生を一人異国の地で真剣に生きてみようと決心した自伝的エッセイです。

 皆それぞれに自分だけのストーリーがあって生きていると思っています。私の場合は53歳の働き盛りの主人を亡くし、子供たちも家を出て、9年間たった一人になりました。ただフランスでの日々、若き時代の日本の日々だけに想いを馳せることは終りにしたかったのです。フランスの家族によってお墓も立てることさえ出来なかったので少し意趣返しになるかもしれません。また主人をせめて本の中に形として残したかった。自分の人生を一度だけ思い切り振り向きたかった。フランスで生まれた子供たちは結婚し親元を離れていく。日本人を母に持ち本当に幸せだったのかは定かではありませんが、子供たちをこの地で、日本の文化と共に必死で育ててきた自負は今でもあります。

 ですが、またあれから5年の歳月が経ち、日本語で書いた本は結局のところ子供たちに読まれることはありませんでした。生きた証に書いた作品で満足だったはずなのに、、、世の中は本当に変わってしまいました。フランス語で残す意味があるのか実際のところわかりません。見失ってはいけない何かを求めて、自分で翻訳し出版する事を決意しました。最初に読んでくれたフランス人の友人の意見は、少し題名がフランス人に強烈すぎないか、子供や孫との確執がよりいっそう大きくならないかと心配してくれました。言語の違いは大きく、今でもニュアンスが分からず戸惑っています。自分が翻訳したのであれば、もしかしてこの直球のつたない文章でも少しは伝わるかもしれない、子供たちに読んでもらいたい、そんな願いがあります。日本語の本は上野千鶴子さんから「日仏を架橋しようとしたひとりの女の軌跡、、、御著持ち歩いて読了、面白かったです。」と感想を寄せてくださって、彼女のネットの中で紹介もしてくださいました。さまざまな読者からも色々な感想をいただきました。

 思い起こせば南仏へ来た当時、県庁で受付事務員の女性に「日本へ帰れ!」と罵倒されたこともあります。それぞれの国が自分たちとは違う人、違う文化を許容できなくなり、多様性を認めず色々な意味で差別が生まれ、格差や生活に困る人が出ています。異国の地に住むのが益々困難になったこの世の中です。このコロナ禍は人間が本当に勝ち抜かなくてはならない試練のような気がします。今だからこそフランスで発表したい。
 翻訳版はeBook と言う形で2月25日より徐々にDecitre, Amazon, Cultura, Fnac....で発売されます。読んでいただければうれしいです。         小畑リアンヌ

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「なにやってんだろう私」読ませていただきました。前途多難な人生を自ら選び、数々の体験を塗りつぶした日々、素晴らしい刺激をいただきました。ーパリ在住 2020年10月6日

「パリ 硝子の街」「時計の森」、昔のパリの日本人社会の様子がオーバーラップして、とても面白かったです。ーフランス在住

「なにやってんだろう私」は日本で生活する私も「ウィ!」と叫びたくなりました。目次もすてきです。「旦那とはウィで始まり、ノンで終わる」「悔い残す人の道なら春を待て」タイトルも内容も心に響きました。全部に心のスッスッと入ってくる文章で素晴らしいですね。ー日本在住シナリオライター

紹介してくださった小畑リアンヌさんの本を読みました。
私も、自身何やってるんだろう?と思い、できることから始めることにしました。生活に余裕もない中でも何かできるはず!ここまで厳しいフランスなのかと驚きですが、どんなに奮闘して挑戦してこられたか…現在があるのだと。恐れ入ります。これからも頑張ってください。 ー日本在住主婦

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***最新の小説が「時計の森へ」他人の飛行機券で帰国する話から始まります。1980年代のパリの情景が出てきます。

***フランスにお住いの読者のイチオシとともに「なにやってんだろう私ーこのままフランスで死にたくない」の本が6月18日、 上野千鶴子さんのウィメンズアクションネットワーク Women's Action Networkに紹介されました。(WAN)は女性をつなぐ総合情報サイトです。フランス在住の女性も頑張りましょう。https://wan.or.jp/article/show/8419
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フランスへ滞在を考えていたものですが、改めて外国で住むというのは大変だと実感しました。ですが何故か勇気を頂いたようにも思えます。ハード表紙に版画も印刷されていて素敵な本ですね。ー日本在住
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***YOUTUBEに、スマートフォンで撮影のパリの風景と硝子の街の音楽をmixした動画が掲載されています。 [硝子の街 GARASU NO MACHI]で検索することもできます。
送って頂いた1979年の古いカセットテープとダビングですので、音は今ひとつですが、フランスに住む方にとっては興味のあるものになっています。ご覧ください。
また、『硝子の街』に追記文(日仏語にて)を挿入しています。

***フランス語で翻訳されている文を読んだフランス人からノスタルジーを感じる素晴らしい作品だと評されています。

***「仏相な世の中、日本の中」を読んで下さり感想などを今も頂いたりします。本当にありがとうございます。ですが、旧システムのためHP上に掲載した文章の訂正が出来ず、削除も出来ません。そのままになっていますことをお許しください。
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*** 本はアマゾンなどのネット販売、日本の書店、パリジュンク堂で購入可能です。

Hyoshi
Hon shokai
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記事No. 40

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