クリスマスにアートを贈る「クリスマス・アートマーケット2025」開催

クリスマスプレゼントはお決まりですか？
もしあなたが贈るプレゼントが、心を動かす「美の贈りもの」――アート作品だったら、いかがでしょう。
パリのクリスマスシーズンは、世界中の人々を魅了する独自の優雅さと洗練をまとい、街中が特別な輝きに包まれます。
そんな季節に開催される「MARCHE D'ART DE NOEL PARIS 2025（クリスマス・アートマーケット）」は、3日間限定の特別なアートイベント。チュイルリー公園の向かいに設けられた特設会場で行われます。
この展覧会は、ロワール地方の芸術団体ARTECと、パリでアート誌「レピュブリック・デザール」を販売している一般社団法人芸術共和国のコラボレーションによって、初めて実現したものです。
「クリスマスに贈るアートを見つけよう」をテーマに、フランスと日本から180名のアーティストによる300点以上の作品が展示・販売され、誰もが気軽に“世界にひとつだけのアートギフト”を見つけることができます。
なかでも日本は、他に類を見ない多種多様な芸術文化を誇ります。絵画や書、伝統工芸だけでなく、近年生まれた新しいジャンルのアートも数多く、その多くはまだフランスではあまり知られていません。
アクリル、水彩、墨といった身近な素材を用いながらも、日本のアーティストたちは光のとらえ方や構図、感性において独自の世界を表現し、毎回の展覧会で高い関心を集めています。
ゴーギャンの《ノエル》、ピサロの《クリスマスの夜》、ミュシャら巨匠による聖夜の名画が、時代を超えてこの季節の魔法を描き出してきました。
そして「MARCHE D'ART DE NOEL PARIS 2025」は、明日の新たな名作と出会うための招待状でもあります。