Maris Art Project
AAA Parisでは、マリスアートプロジェクトと共同で第37回マリス国旗プロジェクトを2019年4月22日から4月25日までの3日間共同で開催します。
作品展開催にあたり、以下の日程でヴェル二サージュを開催します。
2019年4月19日(金)18:30 – 20:30
このヴェルニサージュでは、マリス技法を発明した高橋りく様が技法についての説明を行います。
今回の作品展について:
たくさんのアーティスト達に呼びかけることで、新しい芸術運動、名付けて『Post-Social Sculptures(PSS)』の第1歩を行います。
※Social Sculpture(社会彫刻):ドイツのアーティストである、ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)が社会彫刻というより良い社会作りを目的とする社会的芸術運動を提唱したもの。彼の考え方は世界中の多くのアーティストに影響を与えてきました。
・PSSの成り立ちの経緯
アーティスト高橋りくは(Liku Maria TAKAHASHI)は、2009年マリス発明から10年間視覚障がい者を取り巻く健常者の意識改革を目的に活動してきました。今回のAAA Parisから、アーティスト達を巻き込む新しい芸術運動をスタートさせ、それを公に公表します。
・経緯
これまでは、「視覚障がい者にも見える」のように、障がい者に対してアーティスト側が自身の作品を通して社会的な結果を出る芸術活動を行うことはあまりありませんでした。高橋様は「全人類が見える絵」を作り絵画技法の発明をすることで、社会を変える芸術の例を1つあげました。
・作品展の目的
「アーティスト達は世界を優しく変える武器を持っている!それを自覚して作品作りをしよう」と高橋様は若いアーティスト達に呼びかけます。ヨーゼフ・ボイスの社会彫刻のエッセンスのうち、政治・宗教を取り去り、東西の哲学とアニミズムを土台とする、「すべての人の自由と愛と世界平和」をPSS芸術運動から始動。
言い換えれば、「アーティストは社会に貢献し、社会を優しく変える運動を起こす力がある」ということをアーティスト自身が自覚して作品を作る。という新しい美術の流れを作り出します。それが2019年ヨーロッパマリスツアーです。起点はAAA Paris。
ヨーロッパの新しい芸術運動『PSS』がAAA Parisから始まります。
マリス国旗プロジェクト
マリス国旗プロジェクトは、マリスアートプロジェクトの取り組みの1つです。マリス技法を用いた世界各国の国旗の共同制作ワークショップです。参加者の方には、自国以外の国旗を作成して頂きます。1粒の砂を1人の人に見立て、人として置き換えられた砂に「この人が幸せになりますように」と願いを込めて砂を置いてもらいます。他者の幸せを願って何かをする行為を通し、他国の人を思う気持ちと世界観を育むことが出来ます。
マリス技法とは?
マリス技法とは、砂で描く絵画です。マリス技法を用いることによって全盲の人でも触角と嗅覚で色を感じることができる、世界で初めての絵画技法です。色の濃さ、粒度を変えることに着目し、マリス世界統一基準票を作成しました。(2009年に高橋りく発明/日本特許取得済)砂粒の大きさの違いで、色の濃さを表します。また香りの違いで、黄色・赤などの色を表現します。
公式サイト :
Mme Liku Maria TAKAHASHI
Maris Art Project
http://marisartproject.com