ビザ取得可能 老舗 和食店 寿司 見習い 学生 主婦 調理補助 サービス募集 昼 夜
日本人経営のお店でも、気をつけた方がいい店がパリ市内にあります。
名前を聞いたことがある知名度があるお店だとしても
うっかり働いてしまうと、トラブルに遭遇します。
・フランスの労働法に疎い日本人学生
・外国人労働者
・社会人経験が無く、労働法に疎いフランス人学生。
・フランス語が話せず、生活費を稼ぐ為に働く主婦、シニア
を主に採用する傾向があります。いつも求人広告が出ているお店には、在仏が長い人は応募しませんがフランスに来たばかりの学生さんが応募しがちです。
弱みに付け込んで、他で働く店が無いとみくびり、給与がちゃんと支払われないお店もありますので皆さん気を付けてください。
●トラブル事項
1. 労働契約書を催促してもなかなかもらえない。学生アルバイトでもフランスでは契約書は必須です。
2. 給料明細書内の誤り(実働時間、残業時間、有休)が頻繁にあり訂正してくれない。
3. タイムカードを先に押させて、実質的に日々サービス残業をさせられる。
+10%割り増しで支払われるべき残業代が払われない。質問しても確認する、あとで纏めて払うと言ったきり、そのまま放置される。
4. 給与の支払いがいつも大幅に遅れて、家賃や生活費の支払いなどに困る従業員がいる。
5. 祝日の日数は年に8回なのに、一回だと言い手当を出さない。
6. こちらから聞かなければ、交通費の申請方法を教えず支払わない
7. 休憩時間が十分に与えられず、休憩時間が削られて仕事をさせられる。
●知っておくべき基本事項
1.飲食店でも毎月の給与に加えて、残業分は時給+10%で支払われる事が法律で定められています。
2.辞めると伝えても、「辞める1か月までに言ってください。1か月間はまだ働いてもらいます」というのは嘘です。 フランスのレストラン業界では
入社から6ヵ月以内であれば:辞める8日前に言えば合法的に辞められます。
入社から6-12カ月以内であれば:辞める15日前に言えば合法的に辞められます。
3.レストランの試用期間は通常は1ヵ月です。1か月間の試用期間中に辞める場合は、
入社から8日未満の試用期間中の場合は:辞める24時間前に言えば合法的に辞められます。
入社から8日以上たっている試用期間中の場合は:辞める48時間前に言えば合法的に辞められます。 「辞められない」と脅されても合法的に辞められます。
4.1日だけ働いて辞めたとしても、一日分の給与を請求する権利があります。お店に行くのがためらわれる場合はお店に「働いた分を小切手、又は銀行振り込みで払ってください」とメールや書留で伝えましょう。 フランス語(多少間違っていても大丈夫。給料払ってと伝わればOK)と日本語で請求メールを書くと、万が一の時にフランスの当局にも証拠として提出できます。
5. 問題がある時は、フランス人の友達などに相談し、フランスの労働法について調べてもらいましょう。職場で同じ被害を受けている同僚がいれば、フランスの労働局に通報しましょう。
●面接で確認するべき事項
面接時に聞きづらいかもしれませんが、給料日の締め日、給料日、残業代も+10%で毎月支払われるか聞いてください。給与支払い日が月末ではない。残業代はあとで纏めて払うなど、余計な話をしながら、はぐらかす、はっきり言わないところは避けた方が良いです。
給料の締め日
給料支払い日
残業代が+10%で毎月基本給与に加えて支払われるか
労働契約書は就業前、または就業日に貰えるか。(その場ですぐサインではなく持ち帰ってよく読んでからサインする事)
残業代の計算方法。1分刻みか15分刻みか。
ちゃんとした料理人がおらず、学生や主婦、外国人、日本語を勉強するフランス人学生だけで営業し、明らかになんちゃって料理を出している店、お客の95%はフランス人、外国人観光客のお店は要注意。シェフについても質問してみましょう。
学業に専念するためにも、バイトで余計な心配をすることのないよう、職場はしっかり選びましょう。
パリで素敵な思い出だけを作って欲しいと願ってます。