Non mixité choisie 女性のための女性による合気道教室始動!
✨NEWS📢
2023年9月からパリの合気道道場天心では、女性による女性の為のセッションを開始します!!
Création d'une séance d’Aïkido réservée aux femmes à Paris✨
Une séance pour des femmes, gérée par des femmes, conduite par des femmes.
興味のある方は連絡お待ちしております😎
http://tenshin.org/seance-daikido-reservee-aux-femmes-des-septembre-2023/
●初回は無料
Séance d'essai gratuite (nous contacter).
●毎週月曜日 19時〜
Lundi 19h,
●場所 dojo Tenshin, 120 rue des Grands-Champs, 75020 Paris.
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#パリ合気道 ニュース
「パリに女性だけの合気道教室を創設」
女性のための、女性の指導による、女性だけのセッション。
それは新しいスタイルの『女性の』合気道と言うわけではなく、『Empowerment (エンパワーメント) 』、つまり女性一人ひとりが本来持っている力を発揮し、自らの意思決定により自発的に行動できるようにすることを目標にし、それを意識した上での『あえて男女別』合気道セッションという事です。
周知のように何世紀にも渡る家父長制により、女性の身体は、『物』もしくは、『獲物』(と捕食者)という様な扱いをされてきました。私たちの細胞や潜在意識の奥底には、こうしたトラウマ、不信感、当然な抵抗心が刻み込まれています。
◉ 変化の為の強力なツール ; 身体
私達の身体が変われば、世界との関係全体が変わる。女性たちは、自分らしくいられ、過ごせる空間や時間を求めている;
−自分の身体との関係を再発見する
−男性の視線から解放される
−自分の力を(再)発見する
−自尊心を取り戻す
◉状況を作り出す
このテーマに関する研究によれば、幼少期の男子がそうする様に推奨される行動、つまり、自分の体を思い切り動かし、空間を占拠し、走り、戦い、叫び、自己主張をする、その様な行動を幼少期の女子達にはしない様に教えます。つまり、「男女平等な手段」を想像する事は、社会的・文化的背景を全否定する事であり、その事は女性が道場の門をくぐれる可能性を、男性よりもはるかに低くするのであります。この様な状況に対し、パリの天心道場は、アメリカの「アファーマティブ・アクション」の様な状況を作り出す事に決めました。女性に合気道という素晴らしい武器を、最善な状況(女性による女性の為の稽古) に難なくアクセス出来る様に促します。それは、女性が弱くて、「他者」だからではなく、男女混同の稽古では大なり小なり女性が抑制される事は否定できないからです。さらに、このセッションはお互いの違いや誠実さを尊重しながら稽古ができる安全な環境です。
合気道は1950年代に日本で生まれた武道で競技や戦闘のためでなく、調和を求める事に重きをおく武道です。「無抵抗主義」の精神で修練する武道ですが、ただ抵抗をしないと言う意味ではなく、態度や行動方法を描くという意味です。服従とは真逆の事なのです。畳の上では、姿勢、空間、触れ合いを重要性を感じる事を目的としています。しかし同時に、落ち着きと深い呼吸を再発見する事でもあります。私達の能力を再活性化する事は、私達の自信と力を引き出し、自分の重心を据えるプロセスになります。なぜなら、自分を確立させる前に、自分を状態を位置付ける必要があるからです。
作家でありフェミニスト活動家であるフランソワーズ・ドーボンヌはこう書いています。「私たちは、『自分の身体を取り戻す』という言葉の意味を十分に考えた事があるだろうか。フェミニスト界では、この言葉はいつも性的な意味で使われている。[⋯] 私たちはまだ、攻撃性を取り戻す事の必要性を、いや、むしろその可能性: 私たちが恐ろしいと思う様な、女性の隠され抑圧した戦闘的な態度を再発見する事」、その必要性をいまだに考えてこなかった。
あるいは、エルザ・ドーリンが言う様に「戦う事を学ぶと言うより、戦わない事を学ぶ事だ。」